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一目ぼれしたらスイッチオン! 携帯サイト「ヒトメボ」で“両思い”にねとらぼ

» 2009年04月14日 12時17分 公開
[ITmedia]
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 「一目ぼれした。でも、何もできなかった。その場所に来るたび、その人を探したけれど、2度と会うことはなかった。運命の人だったかもしれないのに」

 こんなせつない思いをちょっぴり解消できるかもしれない“一目ぼれ記録サイト”を、ITベンチャー・ユーマインド(東京都渋谷区)が運営している。その名もそのまま「ヒトメボ」で、携帯電話専用だ。

 一目ぼれをした時、サイトにアクセスして「ヒトメボレスイッチ」をクリックすると、GPS機能や基地局情報から場所を記録。時間も記録する。


 相手にどのくらい「グッと来たか」を5段階で記録したり、相手の髪型や服装、雰囲気を、プルダウンメニューから選んで詳細に記録することも可能だ。自分が記録した一目ぼれ情報は、「ヒトメ簿」から確認できる。

 半径50〜100メートル圏内で同じタイミングに複数ユーザーがボタンを押すと、「両思い」や「ヒトメボレ多発」など表示。両思いが生まれた場所や、一目ぼれの多い時間帯を表示する「全国ヒトメボレデータ」も閲覧できる。

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 自分に一目ぼれをした人を検索する機能も装備。自分の髪型や服装、エリアと時間帯を入力すると、全ユーザーが入力した一目ぼれ情報とマッチングし、自分への一目ぼれと思われる情報を表示する。

 「出会いサービスではない」ため、一目ぼれしたユーザー同士がコミュニケーションする機能などは備えていない。

 4月3日から14日までに、約1000件のGPS情報が送信され、1000回以上の一目ぼれが記録されたようだ。両思いは10件あったという。マイページを広告表示するなどして収益化する。

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