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» 2009年05月20日 11時29分 UPDATE

Intel、次世代版Atom「Pine Trail」の詳細を明らかに

次世代Atomはグラフィックスチップとメモリコントローラを直接プロセッサに組み込み、性能を強化する。

[ITmedia]

 米Intelは5月19日、次世代Atomプラットフォームの詳細を明らかにした。

 次世代版は「Pine Trail」のコードネームで呼ばれ、年内に登場予定。いわゆる「Netbook(安価なミニノートPC)」「Nettop(安価な小型デスクトップPC)」向けに提供される。

 従来のAtomプラットフォームはプロセッサ(Diamondville)、チップセット、I/Oコントローラハブの3チップ構成で、メモリコントローラとグラフィックスチップをチップセットに統合していた。だがPine Trailはプロセッサ「Pineview」とチップセット「Tiger Point」の2チップ構成になり、グラフィックスチップとメモリコントローラを直接プロセッサに組み込む。これによりプロセッサ性能とグラフィックス性能の向上、消費電力の削減、小型化を実現できるという。

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 またIntelはこれに併せて、Atom搭載システム向けのLinuxベースOS「Moblin v2.0」のβ版リリースを発表した。MoblinはIntelが主導するオープンソースプロジェクトで、MID(モバイルインターネットデバイス)、Netbook、NettopなどAtom搭載機向けのOS開発を目指している。

 Moblin v2.0は、NetbookやNettop向けに最適化されたユーザーインタフェース、予定表や最近使ったファイルなどに手早くアクセスできる「ホームスクリーン」パネルなどを備える。1つの画面で自分のソーシャルサイトでの活動を一覧できる機能(現時点ではTwitterとLast.fmに対応)もある。またMoblinはGNOME Mobile Technologiesを使って構築されているため、既存のLinuxアプリケーションをサポートする。

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 Moblin v2.0のβ版はIntelプロセッサ搭載のNetbookおよびNettopに対応。Moblinプロジェクトのサイトから無料でダウンロードできる。

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