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Apple、Javaの更新版をようやく提供

» 2009年06月16日 09時11分 公開
[ITmedia]

 米Appleは6月15日、Mac OS X 10.4と10.5向けに、脆弱性が修正されたバージョンのJava for Macを提供した。

 「Java for Mac OS X 10.4 Release 9」では、Java 1.5をバージョン1.5.0_19に、Java 1.4をバージョン1.4.2_21にそれぞれ更新し、多数の脆弱性に対処した。問題を悪用された場合、不正なJavaアプレットを使って特権を昇格されたり、任意のコードを実行されたりする恐れがあった。

 「Java for Mac OS X 10.5 Update 4」ではJava 1.6、Java 1.5、Java 1.4の更新版を盛り込んだほか、「Aqua Look and Feel for Java」のインプリメンテーションに存在する脆弱性に対処した。

 Java for Macをめぐっては、Sun MicrosystemsがJavaの脆弱性を解決するアップデートを公開してから数カ月たっても、Mac OS X最新版には依然として脆弱性が修正されていないバージョンのJavaが組み込まれていると研究者などが指摘。コンセプト実証のためのJavaアプレットも公開されていた。

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