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» 2009年07月06日 09時13分 UPDATE

「ポニョ」メイキングDVD、著作権処理ミスで発売5カ月延期

「崖の上のポニョ」のメイキングDVDとBlu-ray Discの発売日が、7月3日から12月に延期。作品中で流れている楽曲の原盤権の処理を行なっていなかったことが発売直前になって分かったため。

[ITmedia]

 スタジオジブリは、アニメ映画「崖の上のポニョ」のメイキングDVDとBlu-ray Discの発売日を、7月3日から12月に延期した。作品中で流れている楽曲の原盤権の処理を行なっていなかったことが、発売直前になって分かったため。

 発売を延期したのは、ポニョの製作過程を追った約12時間半のドキュメンタリーDVD/Blu-ray Disc「ポニョはこうして生まれた。〜宮崎駿の思考過程〜」と、同作品のDVDとポニョ本編のDVDをセットにした「崖の上のポニョ 特別保存版」。

 鈴木敏夫プロデューサーによると同作品には、宮崎監督がCDで楽曲を聴きながら作業しているシーンが数多くあるが、うち1曲について、原盤権保持者から使用許諾を受けていなかったことが6月24日に判明。29日になって、ほかにも多数の楽曲で許諾を得ていなかったことが分かった。

 中には、国内楽曲よりも許諾に時間がかかるとみられる海外レコード会社の曲も多数含まれており、許諾を得るのに最低1カ月〜3カ月かかると判断。許諾を得られない場合はそのシーンを削除するなど編集が必要になる可能性もあるとみて、「改めて慎重に作業をやりなおすために」発売を大幅に延期した。

 鈴木プロデューサーは「映像製作者にあるまじき初歩的なミス」とし、原因は「スタジオジブリと、ソフト制作を委託したNHKエンタープライズとの間で音楽の権利処理の責任の所在を曖昧にしてしまったこと」と説明。「深くお詫び申し上げます」とした上で、「5カ月間、待って下さい。必ず、皆さんに満足いただけるよう頑張ります」としている。

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