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iPhone OS 3.0.1ソフトウェア・アップデートがリリース SMSの脆弱性を修正

» 2009年08月01日 09時41分 公開
[ITmedia]

 AppleはiPhoneのファームウェアの最新版、iPhone OS 3.0.1をリリースした。iTunesから更新できる。

 更新の内容は、先日一部で報道された、SMSの脆弱性に関する問題を修正するもの。対象はすべてのiPhone。3G、3GSを含む。容量はiPhone 3GSの場合、297.9Mバイト。iPhone 3Gでは230.1Mバイト。

 Appleのセキュリティ解説ページによれば、脆弱性の詳細は下記の通り:

SMS メッセージのデコードにメモリ欠損問題があり、悪意のあるSMSメッセージが送られた場合には、サービスが予期せぬ中断もしくは任意のコード実行をされたりする可能性がある。このアップデートにより、エラー処理の問題が改善された。この問題は、Independent Security Evaluatorsのチャーリー・ミラー氏とベルリン技術大学のコリン・ミュリナー氏により発見された。

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