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オバマ大統領を「嘘つき」呼ばわりの議員、一晩でTwitterフォロワーが3倍以上にせかにゅ

» 2009年09月11日 13時05分 公開
[ITmedia]

大統領にヤジを飛ばして、Twitterフォロワーが急増

 バラク・オバマ米大統領が連邦議会で演説を行ったときに「You lie!(嘘つき!)」と叫んだ共和党のジョー・ウィルソン議員が、一晩でTwitterのフォロワーを3倍以上に増やした。演説の前夜に2500人程度だったフォロワーが、今では9000人近くになっている。ウィルソン議員は嘘つき発言について謝罪したという。

How To Triple Your Twitter Followers Overnight: Call The President A Liar(Silicon Alley Insider)

スティーブ・ジョブズ氏、「山ほどアイスを食べている」

 療養休暇から復帰後、初めて講演したAppleのスティーブ・ジョブズ氏をNew York Timesが取材した。Kindle登場以前、電子書籍リーダーに懐疑的だったジョブズ氏に今の考えを聞いたところ、「専用デバイスには幾つかメリットもあるかもしれないが、汎用デバイスが勝つと思う」と回答。Appleはまだ電子書籍を大きな市場と見なしていないとも語り、AmazonがKindleの販売台数を公表していない点を指摘した。「たくさん売れたら、みんなにそれを言いたくなるものだ」

 また体調について、ジョブズ氏は「あと30ポンド(13キロ)くらい体重を増やす必要があるが、調子はいい。がつがつ食べている。アイスクリームを山ほど食べた」と語った。

Steve Jobs on Amazon and Ice Cream(New York Times)

DRMならぬ「消費者権利管理」システムの研究が進行中

 権利者がコンテンツを管理するDRM(デジタル権利管理)ではなく、消費者が自分のコンテンツを管理できる「消費者権利管理」システムにIEEEの新たな研究部会が取り組んでいる。

 このシステムはDigital Personal Property(DPP:デジタル個人資産)と呼ばれ、暗号化したコンテンツと、復号鍵で構成される。暗号化したコンテンツは自由に複製・転送できるが、複合鍵(playkey)がないと再生できない。playkeyは複製が不可能だが、移転は可能。コンテンツ購入者が友人にコンテンツを貸す場合、コンテンツのコピーと、playkeyへのリンクを送る(playkeyは購入者のデバイスやオンラインアカウントに保存されている)。ただし、playkeyにアクセスできる人は誰でもplaykeyを自分の手元に移転できるので、信頼できない相手に貸せばコンテンツを盗まれてしまう可能性もある。

 DPPシステムは従来のDRMで使われている認証サーバが不要で、バックアップを無制限に作成でき、playkeyと一緒にコンテンツを転売することも可能だが、インターネットで多数の人と共有することはできない。研究部会は、このシステムでは「消費者が真にコンテンツを所有でき、それと同時にビジネスモデルを維持できる」としている。

Goodbye, DRM; hello "stealable" Digital Personal Property(Ars Technica)

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