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ハロウィン便乗のスパムが増加、狙いは個人情報

» 2009年10月06日 08時09分 公開
[ITmedia]

 10月末のハロウィンが近付く中、便乗スパムを使って個人情報をだまし取ったり偽の医薬品を売りつけようとする手口が増えていると、セキュリティ企業の米Symantecがブログで伝えた。

 それによると、便乗スパムは「Halloween Theme Park survey and receive $500」(ハロウィン・テーマパークのアンケートに答えて500ドルをゲット)、「Go on a $500 Halloween shopping spree」(500ドルでハロウィンのショッピング)といった件名で出回っている。

便乗スパムの例(Symantecより)

 本文にはいかにもハロウィン風の画像をあしらい、さまざまな商品の購入に利用できるギフトカードの提供をうたったり、アンケートに答えるとギフトカードがもらえるなどと称してリンクのクリックを促したりして、メールアドレスや住所、電話番号といった個人情報を入力させようとする。

 また、「Hurry for Halloween sale」などの件名で一見ハロウィン商戦の宣伝に見せかけて、本文は偽の医薬品を宣伝するスパムになっているものもあるという。

 ハロウィンが近付くにつれ便乗スパムはさらに増えるとSymantecは予想。一方的に送りつけられてくるメールや、身に覚えのないメールは無視した方がいいと忠告している。

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