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» 2009年10月20日 07時00分 UPDATE

抜き取りHDDのデータを自動消去 富士通研、初の技術を開発

富士通研究所は、PC内蔵HDDの抜き取りによる情報漏えいを防止する技術を開発した。他のPCに接続した場合、自動的にデータを消去する。

[ITmedia]

 富士通研究所は10月19日、PC内蔵のHDD抜き取りによる情報漏えいを防止する技術を開発したと発表した。2010年度中の実用化を目指す。

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 HDDが接続されているPCを認証しておき、抜き取られたHDDが別のPCに接続された場合、データを自動的に消去したり、アクセス制限するなどして情報漏えいをブロックする。同社によると、同様の技術は世界初。

 Trusted Computing Groupが策定した業界標準規格「Opal Security Subsystem Class」(Opal SSC)対応HDDに、PC認証機能とデータの自動消去機能をソフトウェアとして追加することで実現する。Opal SSC仕様に基づいて実行することで、あらかじめ認証されたPCではないと判断した場合にデータ消去やアクセス制限を行い、PCの起動を中止する。

 PCからHDDを抜き取られた際の漏えいの危険性を大幅に軽減できる上、業界標準仕様のHDDをベースにするため、専用ハードを必要とししないなどのメリットがあるとしている。今後完成度を高め、実用化を目指す。

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