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「USB版Windows 7」作成ツールにGPLコード Microsoftが謝罪

» 2009年11月16日 11時22分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月13日、USB版Windows 7を作成するツールにオープンソースコードが含まれていたことを認め、謝罪した。

 Microsoftは、10月に公開した「Windows 7 USB/DVD Download Tool(WUDT)」にGPLライセンスのコードが含まれているとの指摘を受けて調査したところ、指摘が本当であることが確認できたとしている。このツールは外部の業者に開発を委託したもので、Microsoft自身もコードレビューを行ったが、オープンソースのコードが入っていることに気付かなかったと説明している。

 同社は、GPLライセンスに則ってWUDTのソースコードを公開する予定だとしている。また今回の問題で得た教訓を今後のコードレビューに生かすとも述べている。

 WUDTはNetbookなどDVDドライブのないPCにWindows 7をインストールできるよう、「USBメモリ入りWindows 7」を作成するためのツール。

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