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流行語大賞サイトにAmazon EC2活用 アクセス集中する年末限定で

» 2009年12月02日 19時24分 公開
[ITmedia]

 「2009ユーキャン新語・流行語大賞」のWebサイトに、Amazonのクラウドサービス「EC2」とデータ配信サービス「CloudFront」を活用したと、同サイトのサーバ増強を担当するシステム開発のイースト(東京都渋谷区)が発表した。

 同サイトのページビュー(PV)は通常、1日に1万6000〜1万7000程度だが、流行語大賞を発表する11月末〜12月半ばは100万〜160万程度に急増するため、イーストが毎年末、サーバを増強してきた。

 従来は同社のデータセンターを利用していたが、回線が圧迫され、サイトにアクセスしづらくなることがあった上、ハードウェアをセットアップする手間もかかっていたため、今年はEC2とCloudFrontを導入したという。

 昨年はピーク時、サイト表示に時間がかかったが、今年はピーク時でも快適に表示できたという。「昨年まではサイト内の画像表示に時間がかかることが多かったが、CloudFrontを利用して画像ファイルを配信したことで、ピーク時のリクエストにも耐えられた」としている。

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