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» 2009年12月08日 18時35分 UPDATE

ATOKの変換精度向上、一太郎も強化 「JUST Suite」新版、2月発売

「JUST Suite 2010」は来年2月5日に発売。ATOKは変換精度を向上させ、一太郎にはWindows 7専用機能を付けるなど、各ソフトで機能を強化した。

[岡田有花,ITmedia]
画像 福良社長。一太郎 2010のパッケージはユーザー投票で選んだという

 ジャストシステムは12月8日、日本語入力システム新版「ATOK 2010」やワープロソフト新版「一太郎 2010」などを含むオフィス統合ソフト「JUST Suite 2010」を来年2月5日に発売すると発表した。ATOKは変換精度を向上させ、一太郎にはWindows 7向け機能を付けるなど、各ソフトで機能を強化した。

 JUST Suite 2010にはATOK、一太郎のほか、表計算ソフト「三四郎 2010」、プレゼンテーションソフト「Agree 2010」、グラフィックスソフト「花子 2010」、メールソフト「Shuriken 2010」とPDFソフトなど8本が含まれている。

 ATOK、一太郎、三四郎、Agree、花子、Shurikenは単体でも販売する。対応OSはそれぞれWindows XP/Vista/7。

製品名 価格
JUST Suite 2010 2万6250円
一太郎2010 2万1000円
ATOK 2010 for Windows 8400円(プレミアム版は1万2600円)
三四郎2010 3675円
Agree 2010 6300円
花子2010 1万290円
Shuriken 2010 5040円

 ATOKは変換精度を改善。文脈処理を進化させ、同じ読みの漢字でも文脈に合った変換ができるようにした。「再び再開する」「あらかじめ予約しておく」など同じ意味を重ねて使った表現について、訂正候補を提示する機能も備えた。

 語彙も拡充。「歴女」や「セカイカメラ」といった時事用語、「ハッシュ値」などIT用語、「静電誘導」など高校教科書レベルの物理用語も収録した。

 高機能な「プレミアム版」には、ネット上の翻訳サービスと連動した自動翻訳機能も装備。クロスランゲージのサーバと接続し、日本語文書を英語、中国語、フランス語などに自動翻訳できる。


画像 文脈処理を進化させ、同じ「ほうそう」という読みでも、包み紙関連の内容なら「包装」、テレビ番組に関する内容なら「放送」と変換
画像 APIでWeb上のデータベースと連携させる「ATOKダイレクト」を使えば「ただしイケメンに限る」も一発変換

 一太郎はデザイン関連の機能を強化したほか、Windows 7の新機能に対応。タスクバー上での文書切り替えなどができる。1985年の初代一太郎発売から25周年を記念し、起動表示を初代〜2010までの20種類からランダムに表示できる機能も備えた。

 25周年記念特典として、JUST Suiteと一太郎には、新開発のグラフ作成ソフト「魅せる!グラフメーカー」や写真編集ソフト「差がつく!写真アレンジ」など同梱。一太郎2010の記念切手シートが当たるキャンペーンも行う。

 創業者の浮川和宣氏に代わり、6月に就任した福良伴昭社長は発表会見で、「わたしには前社長ほどの強烈キャラクターはないが、お客さまに喜んでいただけるものを作れるよう頑張りたい」と意気込みを述べた。

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