Core i7プロセッサの偽造品出回る Intelが調査
「Intel Core i7-920」の偽造品300個が、信頼度の高いオンラインテクノロジーショップNeweggに出荷されたことを受け、Intelが原因を調査している。
報道によると、NeweggがパートナーのD&H Distributingから受け取った約2000個のCPUのうち、300個が偽造品だったという(訳注:当初、偽造品を出荷したのはD&Hと報じられていたが、後にNeweggはD&HではなくIPEXだと発表している)。
偽造品の報告は3月5日から出始め、一部のWebサイトは偽造CPUと、それが入っていたパッケージの写真を掲載した。
偽造品のパッケージにはスペルミス――外箱のステッカーが「socket(ソケット)」ではなく「sochet」になっているなど――が幾つか見られる。CPUが入っているはずの箱の中には、偽のプロセッサとほかの品物が入っていた。
白紙のページしかない「マニュアル」も入っていたと伝えられている。
YouTubeには、偽物の入った箱を開ける動画も投稿されている。
Neweggの担当者は声明文で、同社は「Intel Core i7-920の最近の発注で起きた出荷ミス」を把握しており、顧客がこの問題に対処する手助けをしていると述べている。
また同社は、責任の大半は「適切な商品の代わりに少数のデモ用の箱を間違って出荷した長年のパートナー」にあるとしている。
だがIntel関係者は、この問題を単にデモ用の箱が送られただけだとは受け取っていない。同社は声明文で、「i7 920パッケージの偽造品が市場に出回っている可能性を知らされ、その数や販売された場所を特定するため調査している」と述べている。
同社は偽造品を受け取った顧客に、パッケージを販売元か捜査機関に送るよう勧めている。
「当社が目にしている例は、Intel製品ではなく偽造品だ」と声明文にはある。
さらに予想外の展開として、D&Hが偽造品の出荷についていち早く報告した2つのWebサイトにコンテンツ削除要求を送ったと報道されている。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
AI学習への利用拒否をrobots.txtで一括指定へ OpenAIやGoogleなどが対応表明
-
2
日本郵政「ゆうID」不正ログイン、他社で流出したパスワード使うリスト攻撃か……2段階認証必須に
-
3
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
-
4
松屋のアプリに不正アクセス、約238万件の個人情報が漏えい 停止中の補償も予定
-
5
「ITノウハウ持つ人材少なく」 PHP脆弱性問題、31市町村でサイト一時停止継続
-
6
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
7
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
8
PayPay証券、障害で日本株・ETFが売買できず 14日の予約注文も受付止まる 復旧めど立たず
-
9
1000万のWebサイトで「生きたAPIキー」が大量に“丸見え”状態? 大手銀行やインフラの鍵も 米スタンフォード大などが調査
-
10
「低評価でキャラが悲しげな目」 モスバーガーのアンケートがSNSで話題 運営会社に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR