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» 2010年05月18日 16時38分 UPDATE

「ツイケー」を流行らせたいと孫社長 ソフトバンク夏モデル発表会はTwitter尽くし

「Twitter機能が付いていないとケータイとは呼べない時代が来るのでは」――ソフトバンク夏モデルは、音声端末14機種でTwitterに対応。発表会はTwitter尽くしだった。

[岡田有花,ITmedia]

 「Twitter機能が付いていないとケータイとは呼べない時代が来るのではないか。Twitterケータイ、“ツイケー”という言葉を流行らせたい」――ソフトバンクモバイルが5月18日に開いた夏モデル発表会のテーマはTwitter。プレゼンテーションの最初から最後まで、Twitter尽くしだった(→端末記事)。

画像 前方スクリーンには「#softbank」で募ったユーザーからのツイートを表示。ツイートに孫社長がコメントする場面も
画像 孫社長はTwitterへの熱い思いを語る。「朝起きて真っ先にTwitter、仕事の合間にもTwitter、寝る直前にもTwitter。ライフスタイルが完全に変わった。会ったことのない人と毎日、お互いの脳がつながる。外脳を得たような不思議な体験で、どんどんのめり込んでいった。モバイルの会社の社長で、わたしほどTwitterをやっている人はいないのでは。その思いは製品やサービスに表れている」

 「Twitterが楽しくて仕方ない」という孫正義社長は、「Twitterの楽しさを1人でも多くの人に伝えたい」と、夏モデルの音声端末のほとんど(14機種)に、Twitterアプリやウィジェットなどをプリインストールすることを発表した(→端末に関する記事)。

 (1)待ち受け画面から簡単にTwitterにアクセスできる「Twitterウィジェット」(米Twitter提供)、(2)Twitterクライアントソフト「TweetMe」のS!アプリ「TweetMe fot S!アプリ」(フライトシステムコンサルティング提供)、(3)有名人のつぶやきなどを簡単に検索できるウィジェット「twinavi」(CGMマーケティング提供)――のうち、各機種に合った機能をプリインストール。6月中旬からは「ツイッターおまとめサイト」でダウンロード配布し、プリンストールされていない携帯でも使えるようにする。


画像 Twitterウィジェットを備えた待ち受け画面の例
画像 Twitterウィジェットの画面
画像 twinaviのメニュー

 Twitterの会員数は世界で1億800万人以上で、日本でユーザーの伸びも著しい。孫社長によると、iPhoneユーザーの28%がTwitterを使っている一方、一般のケータイユーザーの利用率は3%。「ケータイユーザーでもTwitterをやってみたい人が絶対いるはず」と、ケータイからTwitterを使いやすくすることにしたという。

 Twitter関連サービスのマネタイズについて孫社長は、「いずれお金は付いてくる。Twitterをやるならソフトバンクケータイというイメージが定着すれば、多くのファンが付いてくる」と話すにとどめた。パケット通信をあまり使わないケータイユーザーにもTwitterを利用してもらい、パケット定額制加入率を高める狙いもありそうだ。

画像 Twitterユーザーの有名人として、広瀬香美さん、勝間和代さん、道端ジェシカさん、津田大介さんを紹介

 発表会では、津田大介さんや広瀬香美さんなどTwitterの有名ユーザーのコメント動画を紹介したり、ゲストの上戸彩さんの姿を携帯電話で撮影し、孫さんが自らのアカウントに投稿する場面も。発表会の様子はUstreamでライブ配信し、Twitterで意見や感想を募集。ハッシュタグ「#softbank」には発表会終了までの約1時間半で4万6000以上のツイートが集まり、会場前方のスクリーンに次々に表示された。米Twitterのエヴァン・ウィリアムズCEOもUstream画面で登場。「Twitterウィジェットにわくわくしている」などと話した。


画像 撮影した上戸さんの写真を本人に見せる孫さん
画像

画像 ガンプラケータイもTwitterに対応する

 青少年ネット規制法に基づき、Twitterは未成年の端末ではフィルタリングの対象になる可能性が高い。この点について孫社長は「大人と学生がコミュニケーションできないのはナンセンス。選挙運動でTwitterが使えないのと同様、世界中から笑われる。政府がフィルタリングをかけるというならわたしは総務省にガソリンを持って行って火をつける。間違った基準は即刻変えねばならん!」などとヒートアップしたが、発表会終了後に「完全な冗談です。不適切発言お詫びします」とツイートしていた。

「Ustream Asia」設立 iPhone向けUstアプリの日本語化も

画像 Ustreamの月間視聴数は1億人を突破

 「左手にTwitter、右手にUstream、真ん中にiPhone。これは新『3種の神器』。世界中の人びとがつながり、コミュニケーションできれば、人類はもっと平和になるのではないか」と孫社長は話し、Ustream関連の取り組みの強化も発表した。

 ソフトバンク子会社のTVバンクと米Ustreamが合弁で、新会社・Ustream Asia(資本金、資本準備金とも2億円)を設立し、Ustreamの国内展開とアジア展開を推進する。iPhone向けのUstreamアプリ「USTREAM Viewer」「USTREAM Broadcaster」の日本語版も提供する。

 Ustreamで配信するイベントのチケット販売や、広告などで収益化していく考え。来日中のUstreamのジョン・ハムCEOも発表会に出席し、「合弁会社設立はうれしい」など話した。

ソフトバンクWi-Fiスポット、1万8000カ所に

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 ソフトバンクモバイル端末向け公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」の拡大も発表した。「BBモバイルポイント」のアクセスポイント(全国のマクドナルドなど約4200カ所)とスターバックス店舗に加え、ミニストップ、日本サブウェイなど約60社の店舗に順次導入し、1万8000カ所に広げる計画だ。

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