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格安デジタル家電販売のダイナコネクティブ、自己破産へ

» 2010年10月12日 17時57分 公開
[ITmedia]

 帝国データバンクによると、格安の液晶テレビや地デジチューナーなどの販売で知られたダイナコネクティブが10月12日、東京地裁への自己破産申請の準備に入った。負債は約73億8000万円。

 2002年設立の映像機器メーカー。当初は海外製品の輸入を手がけていたが、2004年から自社ブランド「Dawin」などによる製品販売も展開。台湾、中国、韓国の協力工場で製造した低価格な液晶テレビなどで知られ、西友が昨年9月、同社製の4750円の地デジチューナーを発売して話題に。2008年5月期の売上高は約151億3000万円に上っていた。

 だが昨年8月からイオン各店舗で販売した18.5型液晶テレビの一部で、電源ボードに使用した部品に不具合品が混入して発煙する問題が発覚。返品が相次ぎ、資金繰りが急速に悪化していたという。

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