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Yahoo!JAPANもIE6サポート終了へ

» 2010年11月10日 13時46分 公開
[ITmedia]

 「Yahoo!JAPAN」が12月中旬から順次、Internet Explorer 6(IE6)のサポートを終了する。“脱IE6”の動きは昨年ごろから世界で強まっているが、国内ポータル最大手がサポートを終えることで、国内でも動きが加速しそうだ。

画像 Yahoo!JAPANにIE6でアクセスすると、最新ブラウザに切り替えるよう呼びかける告知が表示される

  11月10日現在、Yahoo!JAPANトップページにIE6でアクセスすると、「12月中旬より、正しく動作しなくなる場合がございますので、最新のブラウザのダウンロードをおすすめします」という告知が表示される。

 トップページ以外のヤフーの各サービスも順次、IE6のサポートを終了する予定。ヤフー広報部は、「IEも7、8が出、9もβ版が出ている状況。新しい方がユーザーにとっても便利で安全面でもすぐれており、切り変えを促すため」IE6のサポートを終了すると説明している。

 IE6は2001年リリース。現代のWebブラウザとしては機能やセキュリティが不十分と指摘されており、昨年ごろからサポートを終了する大手サイトが続出している。米国ではIE6の葬式が行われたり、豪州のMicrosoftが自ら「IE6は腐った牛乳」とアップグレードを呼びかけるといった動きも出ていた。

 ネット各社もサポート終了を発表。米Googleは今年1月、対応を終了すると明らかにしているほか、日本の大手では、イラストSNSのpixivが7月、「IE6対応はコストがかかりすぎる」とし、サポートを終了している。

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