ニュース
» 2010年12月07日 19時37分 UPDATE

「一太郎第2章の幕開け」 新版「創」はTwitterやポメラと連携、モリサワフォントも

「一太郎第2章の幕開け」――「一太郎2011 創」が新登場。Twitterやポメラと連携できるプラグイン、モリサワフォント、読み上げ機能など新機能満載で、「新鮮な驚きを感じてもらえると思う」と自信をみせる。

[宮本真希,ITmedia]
画像 ゲストで登場した加藤あいさんと同社の福良社長

 「一太郎第2章の幕開け」――ジャストシステムは12月7日、個人向けワープロソフト新版「一太郎2011 創」を来年2月10日に発売すると発表した。Twitterやポメラと連携できるプラグイン「ソプラ」を搭載。上位版では、文章読み上げ機能やモリサワ製フォントも収録する。

 1985年の発売から25周年。商品名には「新たな価値を創世し、文章を創造するツールとして今後も進化を続けていく」という決意を込め、「創」(そう)という文字を付けた。ロゴはNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字などで知られる書家・紫舟さんによる力強い文字で、パッケージからも“新生”一太郎をアピールする。

 個人向け一太郎は「創」に一本化。「相当な意気込みで開発してきた。新鮮な驚きを感じてもらえると思う」と同社の福良伴昭社長は自信をみせる。「一太郎2011」と、オフィス統合ソフト「JUST Suite 2011」は法人専用のライセンス商品として12月7日に発売する。

Twitterやポメラと連携するプラグインも

画像 ジャンプパレット

 創は日本語入力ソフト新版「ATOK 2011」を搭載。従来の一太郎シリーズからユーザーインタフェース(UI)を一新し、編集領域を中央に配置。その両脇には、作図などよく使う機能を集約した「ツールパレット」と、作成中の文書の各ページをサムネイルで表示する「ジャンプパレット」を新たに配置した。

 背景には木目調のデザインを採用。同社企画部の大野統己さんは「効率性も重要だが、使って心地良く楽しいワープロソフトを目指している。効率優先の事務机から、ワンランク上の書斎机のような環境を提供していく」と、デザインの狙いを語る。

画像 Twitter連携も可能

 Webサービスや外部機器と連携できるプラグイン「ソプラ」を搭載。発売時には、一太郎の編集画面からTwitterに投稿したり、投稿されたつぶやきを取り込める「ソプラ Twitterツール」と、ポメラで作成した文書を簡単に取り込める「ソプラ ポメラツール」を用意。4月にはFlickr、6月にはEvernoteと連携するプラグインも公開する。

上位版にはモリサワフォントや読み上げ機能、「花子」も

 創には上位版「プレミアム」と最上位版「スーパープレミアム」もラインアップした。文書の読み上げソフト「詠太(えいた)」を搭載。コールセンターなどで採用されているHOYAサービス製音声合成エンジン「Voice Text」を使って読み上げる。製品サイトでは読み上げ機能を試せる。


画像 モリサワ製フォントを収録
画像 加藤あいさんは読み上げソフト詠太のデモを体験し「画期的ですね。なめらかでびっくりした」と話していた

 モリサワ製の専用フォント「新ゴ for 一太郎」「リュウミン for 一太郎」を収録したほか、国語辞典「大辞林」も初搭載。文字入力する際に大辞林で意味を調べることができる。変換精度を向上させた日本語入力システム「ATOK 2011」(単体では来年2月10日に発売)、グラフィックソフト「花子2011」、PDFファイルの作成・編集ソフト「JUST PDF 2」も付いている。

 最上位版「スーパープレミアム」には、ソフト入りUSBメモリ「一太郎ポータブル with oreplug(オレプラグ)」が付属。「一太郎」「Shuriken」「ATOK」などの簡易版が入っており、各ソフトをインストールしていないPCでも、USB端子に挿入するだけで各ソフトを利用でき、作成した文書をメモリに保存して持ち歩ける。


画像 創のロゴは書家の紫舟さんが担当

 パッケージのロゴを担当した紫舟さんは「題字の線の中に余白をもたせた。力強さと本物が持つ品格、親しみやすさをイメージして書き上げた」と語る。

 価格は、創の通常版が2万1000円、プレミアム通常版が2万6250円、スーパープレミアム通常版が3万4650円。単体でも発売するoreplugは1万2768円。

ATOK 2011はRSSフィードから変換候補を抽出

画像 ATOK 2011

 「使う人に合わせた入力環境の実現」(同社コンシューマ事業部企画部の井内有美さん)がコンセプトの「ATOK 2011」は、単体でも来年2月10日に発売。「yろこぶ」は「喜ぶ」に、「ぱsこん」は「パソコン」に、「かくにんしまsた」は「確認しました」に変換するなど、入力のクセを見抜いて打鍵ミスを自動補正する機能を備えた。

 RSSフィードを登録すると、フィードから定期的にキーワードやフレーズを抽出し、変換候補として登録する「おまかせキーワードチャージャー」も。ATOK 2011の上位版「プレミアム」には、よく使う表現をまとめたExcelファイルを作成し、ファイルの中身を変換辞書として使える機能も用意した。価格は、通常版が8400円。プレミアムが1万2600円。

 一太郎2011、花子2011、表計算ソフト「三四郎 2010」などを含んだパッケージ製品「JUST Suite 2011」と、一太郎2011単体は法人専用のライセンス商品に変更。それぞれ「中央官庁や自治体、教育機関、民間企業などの業務により合わせて強化していく」という。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -

マーケット解説

- PR -