Opera Softwareは12月16日にリリースしたWebブラウザ「Opera 11」の正式版で、複数の深刻なセキュリティ問題を解決した。
同社の更新履歴によると、Opera 11ではWindows、Mac、Linux版とも4項目のセキュリティ問題を解決した。このうち、Webページのコンテンツでユーザーをだますようなセキュリティ情報を表示できてしまう問題と、WAPフォームのコンテンツがほかのWebサイトに流出してしまう問題は、深刻度が「低」〜「中」レベルとなっている。
残る2項目は深刻度の高い問題だったとしているが、現時点でOperaは詳しい内容を公表していない。セキュリティ企業の仏VUPENによれば、これらの脆弱性を悪用されるとリモートでコードを実行され、システムを制御される可能性があるという。
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