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「Opera 11」正式版は深刻な脆弱性も解決

» 2010年12月17日 16時06分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 Opera Softwareは12月16日にリリースしたWebブラウザ「Opera 11」の正式版で、複数の深刻なセキュリティ問題を解決した。

 同社の更新履歴によると、Opera 11ではWindows、Mac、Linux版とも4項目のセキュリティ問題を解決した。このうち、Webページのコンテンツでユーザーをだますようなセキュリティ情報を表示できてしまう問題と、WAPフォームのコンテンツがほかのWebサイトに流出してしまう問題は、深刻度が「低」〜「中」レベルとなっている。

 残る2項目は深刻度の高い問題だったとしているが、現時点でOperaは詳しい内容を公表していない。セキュリティ企業の仏VUPENによれば、これらの脆弱性を悪用されるとリモートでコードを実行され、システムを制御される可能性があるという。

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