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Gmail、通知メールなどの自動分類機能「スマートラベル」がLabsに登場

» 2011年03月10日 09時09分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは3月9日(現地時間)、Gmailの受信メールを自動的に分類する新機能「スマートラベル」をLabsの機能として公開した。GmailのLabsページで同機能を有効にすると、新たなラベルが追加され、受信メールがそれぞれに振り分けられるようになる。

 smart label 1

 追加されるラベルは「フォーラム」「一括」「通知」の3つ。フォーラムにはユーザーが加入しているメーリングリストからのメールが、一括にはAmazon.comやAppleなどからの一般的な告知メールやGoogleアラートが、通知にはクレジットカード会社や通信キャリアからの決済通知や通信販売の発送通知などが含まれる。

 smart label 2

 スマートラベルのついたメールは、「受信した一括(フォーラム、通知)をアーカイブする」を有効にすることで受信トレイに表示させないようにもできる。Gmailの「設定」→「ラベル」ではさらに詳細な設定ができ、ユーザーが自分で設定したラベルとも共存できるようになっている。

 Googleはスパムメールのフィルタリングやラベル機能の提供で、膨大な受信メールの管理をサポートしている。昨年8月には重要なメールを自動的に識別して「優先トレイ」に保存する「Priority Inbox」のβ版を導入した。

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