セキュリティソフトはネットライフを守ってくれる?
検索やショッピング、オークションなど、今やインターネットが日常生活に欠かせないというユーザーは多いだろう。しかし、インターネット上にはウイルスやスパム、詐欺などのさまざまな脅威が存在する。そこでシマンテックは、「ネットの脅威からユーザーを守るセキュリティソフト」というコンセプトの無料オンラインゲーム「ネットライフゲーム」を6月27日午前10時にオープンする。
「ネットライフゲーム」は、結婚や出産、転職といった人生のイベントにネットの魅力と脅威を要素として取り入れたすごろくゲームだ。トップページにアクセスすると、まずプロフィールを登録する。FacebookやTwitterのアカウントも利用でき、いずれかのアカウントで登録すると、Facebookなら友達の数、Twitterならフォロワーの数×1000円の金額がスタート時の所持金に加算される。なお、スタート時の職業はランダムで決定される。
ゲームがスタートすると、ルーレットを回して出た数字のコマ数だけ進められる各コマにはいろいろなイベントが用意されているが、ユニークなのは「セキュリティソフトの購入」というコマ。ここでは、「フリーソフト」(0円)、「ウイルスバトラー」(3240円)、「ノートン」(6840円)のどれか1つを、手持ちの資金に応じて購入できる。購入しなくても良い。資金がなければそもそも購入できないが、その選択が人生のイベントに大きく影響するというのだ。
用意されているイベントはバリエーションに富む。コマに表示されるイベントのほかに、何が起きるかが分からない「?」もある。例えば、「ネットオークションで古着が5万円で売れた」というイベントが起きたとしよう。何もなければ「儲かった!」となるが、ネットライフゲームでは「…が、しかし!」という不安を駆り立てるメッセージとともに、一定の確率でネット犯罪に巻き込まれてしまう。この例では、「オークションのIDが乗っ取られ、なりすましに悪用されて、数十万円の被害が発生」という事態に……。犯罪に巻き込まれる回数が増えれば増えるほど、所持金のマイナス金額が膨らんでいく。
ここで重要なのが、前述したセキュリティソフトの購入だ。セキュリティソフトを購入していれば、一定の確率で犯罪に巻き込まれるのをセキュリティソフトが防いでくれる。デモンストレーションでは、フリーソフトでは防げないことが多く、「ノートン」はほぼ全てのイベントで犯罪を防いだ。シマンテックが提供しているゲームなので、この点は“お約束”の感があるが、成功確率は「セキュリティソフトによって変わる」とのこと。ノートンは100%ではないが、かなり高い確率でネット犯罪からユーザーを守ってくれるというのが同社のメッセージである。
幾多のイベントやネット犯罪を乗り越えてゴールすると、最後に「ネットライフ診断結果」を見ることができる。犯罪にどれだけ巻き込まれたか、所持金がどれだけになったかといった結果から、ユーザーのネットライフがどれだけ危険な状態に置かれているかが分かり、ネット犯罪手口の特徴や対策ポイントも紹介してくれる。各コマのイベントやゴールの後に、その結果や感想をツイートしたり、「今なにしている?」で発信したりできる。FacebookやTwitterのアイコンと壁紙のセットもダウンロードできる特典もある。
シマンテックが2010年3月に世界中で実施したアンケート調査によれば、「ネットの世界は安全」と考える回答者の割合は日本が最低(34%)だった。最高は英国の85%。それに対して、「ネット犯罪への何らかの対策を講じていない」という割合は日本が最高(60%)だった。日本のユーザーは、ネット犯罪に不安に感じながら、対策をあまりしていないという傾向が読み取れるという。
「ネット犯罪の実情と脅威をぜひ体験してほしい」と、同社は「ネットライフゲーム」への参加を呼び掛けている。
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