シャープは9月27日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とのコンテンツストア提携を解消すると発表した。合弁で設立した「TSUTAYA GALAPAGOS」の株式はシャープが買い取り、子会社化する。
シャープは9月いっぱいでGALAPAGOS 2機種の販売を終了。戦略の見直しを迫られていた。
両社は昨年10月、シャープの電子書籍端末「GALAPAGOS」向けに新聞や雑誌などのデジタル版を配信するために提携。合弁会社を11月に設立し、12月にサイトをオープンしていた。
TSUSTAYA GALAPAGOSの株式はシャープが買い取り、社名は「GALAPAGOS NETWORK」に変更。ストア名も9月30日から「GALAPAGOS STORE」に変更し、今後も運営を続ける。
CCCは6月にAndroid向け電子書籍サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」を開始しており、今後、iPhone/iPadやPC向けにもサービスを拡大する予定。CCCはネット・エンターテインメント事業の強化に向け、近く同事業の再編について発表するとしている。
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