プライバシー保護などをめぐり問題になったAndroidアプリ「カレログ」問題で、開発元のマニュスクリプトは、改善版の「カレログ2」を10月11日にリリースする。端末所持者がサービスを契約する形に改め、料金も無料にする。
新バージョンでは、端末所持者本人がサービス利用を契約し、自分の居場所などを閲覧できるIDとパスワードを家族やパートナーに端末所持者が伝えてもらう方式にする。
従来は有料だったが、新バージョンでは完全に無料化。Web広告と、サービス案内メールマガジンの広告で運営していくという。
今後、「恋愛支援」サービスを随時アプリや管理画面に搭載していくという。「恋愛支援アプリとして、まだまだサービスの成熟並びに新しい形の恋愛の議論が必要だと思っております」として、ユーザーや識者の意見を紹介していくコーナーも企画しているという。
総務省に対しても経緯を報告し、「端末利用者の同意の義務付けをサービス面からも徹底していく事を約束して参りました」という。
「了承を得ないで使用するAndroid端末への無断インストールは不正指令電磁的記録供用罪などが適用される可能性がある」として、利用に当たっては利用者間で同意を得るよう念を押している。
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