米Googleは12月14日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」のビデオチャット機能「ハングアウト」に幾つかの新機能を追加したと発表した。
以下に紹介する新機能のうち、モバイル機能はまだ有効になっておらず、電話番号でのハングアウト参加は米国とカナダのみのサービスだ。
ストリーム上の各コンテンツの下(+1ボタンやコメント入力ボタンが並んでいる部分)に「ハングアウト」ボタンが追加された。これをクリックするとハングアウトのURLを表示するコメントが自動生成される。このURLをクリックすると、そのコンテンツに関するハングアウトに参加できる。
Android版と米AppleのiOS版のGoogle+アプリが数日中にアップデートされ、「メッセンジャー」でビデオチャットに参加できるようになる。
Google+の一般公開時に追加されたブロードキャスティング機能「On Air」は、これまでウィル・アイ・アムやダライ・ラマ、AKB48など一部のアーティストや著名人しか使えなかったが、利用可能ユーザーの範囲が拡大される。著名人だけでなく、多数のフォロワーを持つ一般ユーザーも含まれる。
また、これまではOn Airの放映はGoogleが担当していたが、セルフサービスになり、ユーザーが好きな時にOn Airを開始できるようになった。
さらに、On AirはGoogleがYouTubeを利用して録画し、放映後にユーザーのアカウントに非公開ファイルとしてアップロードする。
ハングアウトに招待されると、Google+のページの右カラム、チャットウィンドウに通知が表示される。モバイル版でも通知される。
Googleは11月にハングアウト上の自分の映像に付けひげを重ねられるボタンを追加したが、12月になってこれがクリスマス仕様になり、トナカイの鼻と角になった。
こうした“仮装グッズ”を開発できる「Google+ Hangouts API」のプレビュー版が公開された。
米国とカナダのユーザーは、Google+ユーザー以外の友達を電話番号でハングアウトに招待できるようになった。国内への電話は無料で、海外への通話料も低価格だ。WebカムもPCも持っていない相手でも音声でハングアウトに参加できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR