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» 2012年05月11日 12時03分 UPDATE

Microsoftの「Windows RT」対応ブラウザにMozillaが懸念を表明 Googleも支持

MicrosoftがARM版Windows 8のクラシック環境でIE 10以外のWebブラウザが稼働しないようにしているとしてMozillaが懸念を表明し、Googleもこれを支持する声明を発表した。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 Mozillaは5月9日(現地時間)、米Microsoftが次期Windows 8のARM版「Windows RT」で利用できるWebブラウザをInternet Explorer(IE)だけにしようとしているとして懸念を表明した。

 米Microsoftの2月の発表によると、Windows RT(当時はWindows on ARMと呼ばれていた)では従来のx86/64向けWindowsアプリは稼働せず、Windows StoreのMetroスタイルアプリしか動かせない。また、Windows RTにはIE 10が搭載される。

 MicrosoftはIE以外のWebブラウザを閉め出しているわけではないが、Windows RT向けにWebブラウザを提供するには、新たに開発し、Windows Storeに登録する必要がある。MozillaはWindows 8版Firefoxを開発中だ。

 Mozillaによると、Windows RTにはクラシック環境とMetro環境があり、IE 10は両方の環境で稼働するが、MicrosoftはIE以外のWebブラウザがクラシック環境で稼働できないようにしているという。

 Mozillaは、これはユーザーのWebブラウザ選択の自由を阻害するものであり、Microsoftが独禁法訴訟で米司法省および欧州委員会と合意した条項に違反するとしている。

 米Googleも、米CNETをはじめとする複数のメディアに送った声明文でMozillaに同調した。この声明文で同社は「われわれは、ユーザーの選択の自由とイノベーションを制限するWindows 8環境に対してMozillaが表明した懸念に共感する。(中略)ユーザーと開発者は、健全な競争から最も利益を得ることができる」と語った。

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