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» 2012年12月28日 07時52分 UPDATE

NY州で「ゲームオーバー作戦」、オンラインゲームから性犯罪者の一掃目指す

作戦にはMicrosoft、Apple、ソニーなどが協力。性犯罪の前科がある人物のアカウントを閉鎖させた。

[鈴木聖子,ITmedia]

 米ニューヨーク州の検察当局は、クリスマスを前にオンラインゲームからの性犯罪者一掃を狙った「ゲームオーバー作戦」を実施し、2100人のアカウントを閉鎖させたと発表した。

 同州の州法では、性犯罪の前科がある者に対してメールアドレスやネット上で使用するスクリーンネームなどの届け出を義務付けており、当局はこの情報を特定のWebサイトやゲームサイトに提供して、前科がある人物の追放を促している。

 ゲームオーバー作戦は、オンラインゲームネットワーク上で子供の被害を防止する目的で実施。先にMicrosoft、Apple、Blizzard Entertainment、Electronic Arts、Disney Interactive Media Group、Warner Brothers、ソニーなどの大手が展開するオンラインゲームサービスで、登録性犯罪者3500人以上のアカウントを閉鎖させており、今回はこうした大手に加えてNCSOFTなど5社が協力した。

 オンラインゲームプラットフォームの多くは、ユーザーが匿名でほかのプレーヤーにメッセージを送信できる仕組みがあり、性犯罪者がゲームサービスのチャットを使って子供をおびき寄せる事件は全米で発生しているという。2011年には19歳の男がXbox Liveを通じて12歳の少年をだまし、自宅に招いて性的暴行を加えたとして起訴される事件もあった。

 検察当局は保護者に対し、子供の年齢と成熟度に合ったレベルのゲームを選ぶこと、ゲームコンソールのペアレンタルコントロールを使うこと、個人情報を守る方法を子供に教えることなどを助言している。

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