米Googleは2月21日(現地時間)、Webブラウザ安定版の最新バージョンとなる「Chrome 25」(バージョン25.0.1364.97)をWindows、Mac、Linux向けに公開した。インストール後、ブラウザの再起動が必要。なお、Android版Chromeはアップデートされていない。
主な新機能としては、Webプラットフォーム向けの機能として、JavaScriptの「Web Speech API」をサポートし、デスクトップ上で音声をテキストに変換する機能を実装できるようになった。デモページで日本語での音声入力も試せる。試したところ、英語では句読点を「period」などで入力できるが、日本語での句読点や疑問符の入力方法は分からなかった。
Windows版では、拡張機能の安全性を高めるため、サイレントインストールに制限がつけられた。Chrome Web Store以外からインストールした拡張機能では、アップデート時に警告が表示される。
このほか、HTML5の日時入力の改善や、開発者向けの多数の機能追加が行われた。
セキュリティ関連では、計22件の脆弱性に対処した。Googleの4段階評価で上から2番目に高い「High」が9件、「Medium」が8件、「Low」が5件。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR