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Facebook、タイムラインも刷新──投稿は右カラムにまとまり、アプリの存在が大きく

» 2013年03月14日 08時43分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは3月13日(現地時間)、タイムラインのデザインの変更を開始したと発表した。新しいデザインを、数週間かけて全ユーザーのタイムラインに反映していく。

 タイムラインは、Facebookが2011年9月に発表した、ユーザーが“自分のすべてを表現する”ためのページ。現在のデザインでは、カバー写真と基本情報の下に、中央の直線の左右にユーザーのアクティビティが時系列に表示されている。

 timeline 現在のタイムライン

投稿は右カラムだけに表示

 タイムラインという名称を体現していた中央の直線がなくなり、現在、「最近のアクティビティ」や「友達」とともに左右に振り分けて表示されている投稿が、ページの右側だけに並ぶようになる。

 左側には、「基本データ」「友達」「写真」「最近のアクティビティ」「書籍」「音楽」などの情報が表示される。

 timeline 1

「基本データ」ページに「音楽」や「映画」セクションを追加

 現在、「職歴と学歴」や「自己紹介」、「住んだことのある場所」などで構成されている「基本データ」ページに、本、音楽、映画、テレビ番組、フィットネスなどのセクションが追加され、自分の好みを従来より多面的に表現できるようになる。

 timeline 2

 アプリ側が対応していれば、ユーザーは基本データにアプリの専用セクションを追加することも可能だ。例えばInstagramのセクションを追加し、自分のアルバムや「いいね!」を付けた投稿を表示できる。

 timeline 3 Instagramセクション

 ユーザーは、こうしたセクションを削除したり、表示する相手を制限することが可能だ。

 セクションの追加方法については、既に日本語のヘルプがあるので、そちらを参照されたい。

[+]ボタン

 timeline 4

 ニュースフィードに表示されるコンテンツ(友達が「いいね!」した本や映画など)に[+]ボタンが追加される。このボタンをクリックすると、自分の基本データの該当セクションに、そのコンテンツが追加される。

 Facebookは12日、アプリ開発者向けにactionの追加を発表しており、ユーザーはコンテンツに「いいね!」するだけでなく、例えば書籍アプリで投稿する場合、「read」(読む)、「rate」(評価する)、「quote」(引用する)、「want to read」(読みたい)という4種類のアクション付きで投稿できる。

 同社が1月に発表した新検索機能「グラフ検索」が使えるようになると、ユーザーが公開している基本データが検索結果として表示されるようになる。

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