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「竹すだれがカビだらけ」 丸亀製麺のFacebookページに客が写真投稿 運営企業が公式サイトで謝罪

» 2013年05月09日 20時22分 公開
[ITmedia]
画像 投稿されたカビだらけのすだれの写真

 「この竹すだれカビだらけでした」――讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」の公式Facebookページに4月上旬、来店客の一般ユーザーが写真付きでこんなクレームを投稿し、運営元のトリドールがコメント欄で謝罪するという出来事があった。同社は1カ月後の5月9日、公式サイトでも改めて事態を報告。「ご心配をおかけしまして誠に申し訳ございません」と謝罪した。


画像 ユーザーが投稿した画像一覧。うどんの写真に混じってカビ付きすだれの写真が

 丸亀製麺のFacebookページは一般ユーザーからの投稿を受け付けており、普段は、店舗で食事した客が感想や写真などを投稿。顧客と丸亀製麺や、顧客同士の交流の場になっている。

 カビ付きすだれの写真が投稿されたのは4月8日。「昨日、食べたざるうどん。おいしかったあとにどんでん返しがありました。この竹すだれカビだらけでした。たまたま、裏返したので気づきました」などと書かれ、うどん容器のざるの上に、カビが浮き出た写真が掲載された。投稿者は店舗に直接クレームを入れたが、店長不在などで満足な対応が得られず、Facebookに投稿したという。

 投稿の同日中に、同社はコメント欄で「ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪。「4月7日に店舗から報告を受け、8日に全店で問題を確認、9日に衛生管理の見直しとスタッフ指導を完了。問題はすべて解決された」などと対策を報告していた。だが、対応に不満や不安を持つユーザーは多かったようで、批判のコメントが投稿され続け、5月9日には、この問題を報じる記事が複数のニュースメディアに掲載されていた。

 5月9日に同社が公表した報告文によると、かびの原因は、洗浄後に水分が残ったままの状態で、ざる(竹すだれ)を保管していたこと。対策として、食器洗浄と乾燥に関するマニュアルを作成・周知徹底するなど、店舗での衛生管理状況の見直し・スタッフへの指導を行い、「同様の事案が二度と発生しないよう、直ちに対策を講じた」と釈明。「既に全店舗での安全を確認しておりますので、安心してお食事ください」としている。

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