「アトラス」ブランドでゲーム事業を展開するインデックスが民事再生を申し立てた6月27日はくしくも同ブランド人気シリーズの最新作「新・世界樹の迷宮」発売と重なり、Twitterなどでは今後を心配するファンのツイートが相次ぎ、騒然とした。
「またまた心配おかけしててごめんなさいクマ」──アトラスの人気タイトルの1つ、「ペルソナ」シリーズの公式アカウント「クマ_ペルソナ広報」(@p_kouhou)は午後8時過ぎにツイート。「クマたちこれからもみんなにおもしろいゲーム届けられるようにがんばるクマ。信じてついてきて欲しいクマ。アトラスは永久に不滅クマ!」と宣言し、ファンから「頑張って」といった声援が飛んだ。
アトラス公式アカウント「@Atlus_jp」は「『ドラゴンズクラウン』はパッケージ版及びダウンロード版共に予定通り発売いたします。ユーザーの皆様にはご心配をお掛けしており大変申し訳ありません」とツイート。発売されたばかりの「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」の販売、体験版配信や、「真・女神転生IV」ダウンロードコンテンツの配信も現状通り継続するという。
Twitterでは「アトラス」「インデックス」「民事再生」といったワードがトレンドに。「女神転生」など、コアなファンを多く抱える人気ブランドの行方にネットは大きな関心を寄せている。
インデックスによると、アトラスなど同社ゲーム事業は堅調に推移。今後はスポンサーを募り、事業譲渡で経営再建を目指す方針だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR