ゲームメーカーのUbisoftは7月2日、同社のオンラインシステムが不正アクセスされ、ユーザーの電子メールアドレスや暗号化されたパスワードなどの情報が流出した可能性があると発表した。
Ubisoftによると、同社のWebサイト経由でアカウントデータベースに不正アクセスされ、ユーザー名や電子メールアドレス、暗号化されたパスワードなどの情報にアクセスされた恐れがあるという。
ただ、個人の決済情報はUbisoftには保存されておらず、クレジットカード情報などが危険にさらされた事実はないと強調している。
発見後は直ちに対策を講じ、当局や社内外の専門家の協力を得て調査を開始。不正アクセスされたシステムの復旧に当たっているという。オンラインゲームサービスには影響は及んでいないとしている。
この事態を受けて同社は全ユーザーにパスワードの変更を促している。さらに慎重を期すために、別のWebサイトで同じパスワードを使っていた場合は、そちらも変更するよう呼び掛けた。
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