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ユニクロ旗艦店にSquare導入 スタッフがiPadで決済 AR活用の試着システムも

» 2013年10月04日 17時04分 公開
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 ユニクロは、東京・銀座の旗艦店「ユニクロ銀座店」12階に10月11日〜31日の期間限定でオープンする「ウルトラライトダウンスペシャルストア」で、スマートフォンを使ったカード決済サービスSquareを導入するなど、デジタル技術を使った新サービスを採り入れる。

 店内ではスタッフがiPadで接客し、Squareを使ってその場でカード決済する(VISA、MasterCard対応)。Squareの導入は、国内大手小売りチェーンとして初という。順次、導入店舗を拡大し、サービス向上と、繁忙期のレジ待ち時間緩和につなげる狙いだ。

 AR技術とデジタルサイネージを活用した試着システムも導入。昨年米サンフランシスコの店舗に導入したもので、鏡の前で商品を着用し、手元のタブレット端末を操作すると、映し出された商品の色が変化し、自分に似合う色を選べる。ウルトラライトダウンの女性用6色、男性用8色が対象。

 同店専用の55インチタッチスクリーンも開発。スクリーンに備え付けられたリーダーで商品のバーコードをスキャンすると、該当の商品を使ったコーディネート一覧をディスプレイ上で閲覧できるほか、店頭に並ぶすべてのウルトラライトダウンのコーディネートをカタログのように閲覧できる。

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