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» 2013年10月31日 07時26分 UPDATE

Windows XP、サポート終了でマルウェア感染率が激増か 過去には66%アップも

Windows XPのマルウェア感染率はWindows 8の6倍に上る。Windows XP SP2はサポート終了から2年の間に、SP3に比べてマルウェア感染率が66%も高くなったという。

[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、このほど公開したセキュリティ動向報告書の第15版で、旧式のソフトウェアが直面するリスク急増にスポットを当て、2014年4月でサポートが終了するWindows XPを使い続けることの危険性を改めて警告している。

 報告書は2013年1月〜6月に世界約100カ国あまりで発生したサイバー攻撃などの動向について解説している。同社のブログによれば、この期間にMicrosoftのセキュリティ製品でマルウェアが検出された割合をサポート対象のWindows(Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8)間で比較したところ、マルウェアに遭遇する確率は12〜20%とバージョン間でそれほど大きな差はなかった。ところが、実際にマルウェアに感染した割合は、Windows XPの方がWindows 8に比べて6倍も高かったという。

winrisk01.gif OS別のマルウェア感染率(左)と遭遇率 出典:Microsoft

 「Windows XPは12年前にリリースされたOSであり、古くなったソフトウェアやハードウェアが現代の攻撃や高度化するサイバー犯罪に対抗できなくなる転換点が来るのは避けられない」とMicrosoftは解説する。

 Windows XPのサポートは米国時間の2014年4月8日で終了する。「サポート終了後は、Windows XPを使い続けているユーザーよりも、攻撃者の方が有利になる」とMicrosoftは言う。攻撃者はこれ以降、XP以外のWindows向けに公開された月例セキュリティ更新プログラムをリバースエンジニアリングして、XPでは修正されない脆弱性を突いた攻撃を展開してくることが予想される。

 過去の実例でも、Windows XP Service Pack 2(SP2)はサポートが終了してから2年の間に、Windows XP SP3に比べてマルウェア感染率が66%も高くなったという。Microsoftはこうした事例から、「現代的なセキュリティ技術と防御策を実装し、サポートの恩恵を受けられる最新バージョンのソフトウェア」を使うことの重要性を改めて強調した。

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