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台風被害のフィリピン支援へ、寄付した人に自腹でiPad miniプレゼントする人現るねっと部

» 2013年11月14日 17時40分 公開
[ITmedia]
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 台風30号の直撃を受けたフィリピンの被災者を救援するため、NPOなどが募金を呼びかけている。ネット上でも慈善団体やWeb企業が募金を募っているほか、寄付した人に自腹でiPad miniをプレゼントする個人も現れた。

 iPhoneアプリ開発者のfladdictさんは「寄付ハック」と称し、フィリピン災害へ寄付した人に自腹でiPad mini Retinaモデル(16Gバイト、Wi-Fi版)をプレゼントするキャンペーンをブログで展開。

 国境なき医師団、日本赤十字など指定の団体に1000円以上寄付した上で、寄付の証明書をアップするなど所定の手続きを踏んで申し込んだ人から抽選で1人に、自腹でiPad miniをプレゼントする。申し込みは12月14日まで。15日中に当選者を決める。

 fladdictさんはこの企画を、「僕が直接寄付するより、そのお金でiPad miniを景品にした寄付啓蒙キャンペーンをやるほうが、フィリピンへの支援総額が増加するのではないかという仮説による社会実験」としており、2011年にも同様な試みを行っている。

 Webサービス/アプリ開発者の村上福之さんも、ブログで、20日まで募金を募っている。「寄付団体が寄付した人の思いに対して正常に機能しているか疑わしい」とし、全額、六本木のフィリピン大使館に現金で持っていくという。寄付した人のハンドルネームと金額はブログで公開。「もし、よろしければ、偽善のほど、ご協力をお願いします」(村上さん)。

 フィリピン支援への募金は、団体では日本赤十字社国連UNHCR(高等難民弁務官)協会国境なき医師団日本ユニセフ協会Yahoo!ネット募金などが受け付けている。

ねっと部

ハードでソフトなITニュースの合間にネット上の面白いモノ・コトをお伝えする部活動。正式には「ITmedia学園ニュース科インターネット部」、略して「ねっと部」(たぶん)。部長はめがね(予定)。


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