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タブひらっきぱなし推奨ブラウザ「Sleipnir 6」リリース “お気にタブ”を自動抽出

» 2014年05月29日 13時22分 公開
[ITmedia]

 フェンリルは5月29日、Webブラウザ「Sleipnir」の最新版「Sleipnir 6 for Windows」をリリースした。「タブを開きすぎて必要なものがどこにあるか分からない」を解消する「お気にタブ」機能を搭載する。

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 新版の目玉は「お気にタブ」。便利なブラウザのタブだが、複数開くと1つずつの表示が小さくなっていき、必要なタブを探すのが難しい。「お気にタブ」では、ユーザーの閲覧履歴からサイトを見た回数や日付を収集し、独自のアルゴリズムで重要なタブを自動で抽出。ブラウザ上部からキャビネット画面にアクセスすると、現在開いているタブの中から重要度が高そうなものを選んでサムネイルで表示する。ブックマークと異なり、登録や管理の手間が必要なく、今参照しているものを対象に情報を整理できるとしている。

 タブを多く開いた状態でもメモリ使用量を抑え、軽い操作性を保つ改善も追加。「昨日も今日も使い、また明日も使うであろうサイトはいくらでも開きっぱなしにしておけます」とうたっている。

 PC版は昨年11月にリリースしたバージョン5からデザインを一新した。独自のフォントレンダリングによる文字の読みやすさや、サムネイル形式のタブ表示などが特徴だ。拡張性の高さで根強いファンの多いバージョン4はそのままアップデートを継続し、最新版では新たなユーザーの獲得を狙う。

 同ブラウザはPC(Windows/Mac)/iOS/Android向けにリリースされており、総ダウンロード数5500万を突破している。

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