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「頭から氷水」は「飽きちゃったので」 「100ドル寄附」を選んだサイバーエージェント藤田社長

» 2014年08月20日 18時21分 公開
[ITmedia]
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 「氷水かぶるのはTL見てるだけでもう飽きちゃったので、私はこちらに100ドル寄附させていただきます」――サイバーエージェントの藤田晋社長は8月20日、世界的なムーブメントになっているチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(アイスバケツチャレンジ)に参加し、頭から氷水をかぶるのではなく、日本ALS協会への寄附を選んだことをFacebookで明かした。グリーの田中良和社長も同様に、100ドルを寄附したという。

 Ice Bucket Challengeは、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛ける米国発のチャリティーキャンペーン。指名を受けた人は、バケツの氷水を頭からかぶる動画を24時間以内にFacebookやTwitterなどのSNSで公開し、次の人を指名するか、ALS協会に100ドル寄付する、またはその両方を行う――というルールだ。

 米国IT業界では、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、Appleのティム・クックCEOなどそうそうたる顔ぶれが、国内でもソフトバンクの孫正義社長や京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授、堀江貴文さんなどが氷水をかぶる動画を公開した。

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 堀江さんからバトンを受け取ったサイバーエージェント藤田社長は、100ドルの寄附を選択。ドリコムの内藤裕紀社長から指名されたグリー田中社長も「藤田方式を取り入れて」寄附したことをFacebookで明かし、「この投稿を見た人は、藤田方式を広めてください」とコメントしている。

 米ALS協会によると、7月29日〜8月18日に1560万ドルの寄付が集まり、昨年の同期間(180万ドル)を大幅に上回ったという。

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