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» 2015年01月22日 16時43分 UPDATE

撮影後にピント合わせも デル、3基のカメラで3D撮影できるタブレット「Venue 8 7000」国内発売

3基のメインカメラを搭載するAndroidタブレット「Dell Venue 8 7000」が国内発売。写真に3Dデータを埋め込み、撮影後でもピントを調整したり空間内の距離を測ったりできる。

[本宮学,ITmedia]
photo Venue 8 7000を発表するデルの松井崇さん(エンドユーザー・コンピューティング事業本部 法人営業部 モバイルソリューションビジネスディベロップメントメンマネージャー)

 デルは1月22日、3基の背面カメラを搭載する8インチAndroidタブレット「Dell Venue 8 7000」シリーズを27日に国内発売すると発表した。3Dデータを埋め込んだ写真を撮影し、後からピントを調整したり空間内の距離を測ったりできるのが特徴。直販価格は4万8980円(税別、送料込み)から。

 米Intelが開発した「RealSense Snapshot Depthカメラ」を「世界で初めて搭載」(デル エンドユーザー・コンピューティング事業本部の松井崇さん)するAndroidタブレット。背面に3基のメインカメラ(いずれも800万ピクセル)を搭載し、対応するカメラアプリで深みのある“3D写真”を撮影できるという。

photophoto 3基のメインカメラを搭載。カメラアプリを起動するとメイン画面のほか、左上にその他2つのカメラのファインダー画面が表示される

 撮った3D写真はプリインストールされている「Dell Gallery」アプリで編集したり、複数のポイントを指定して距離や面積を測定したりできる。編集機能では色合い調整などのほか、タッチ操作で任意の距離にリフォーカスする“ピント調整”も可能。さらに顔認識システムも搭載し、個人ごとに写真を検索したり、Facebookタグにひもづくアルバムを自動生成したりできる。

photophoto 撮影した1枚の写真のピントを調整。調整前の写真(左側)は壁側の男性にピントが合っているが、調整後(右側)は手前の男性にピントが合っている
photophoto 複数の点をタップすれば、距離や面積などを測定できる

 「タブレットとしてはおそらく世界最薄クラス」(松井さん)という厚さ6ミリのボディーに、2560×1600ピクセルの8.4インチ有機ELディスプレイを搭載。OSはAndroid 4.4で、CPUはクアッドコアのAtom Z3580(最大2.3GHz)。2Gバイトメモリと16Gバイトのストレージを内蔵し、MicroSDカードスロットとMicro USB 2.0ポートを備える。

photophotophoto インタフェースはシンプル。SIMカードスロットにも見える部分(写真=右)は「おそらくMicro SDカードスロット」とのこと
photophoto Windowsタブレット「Venue 8 Pro」との比較。Venue 8 7000(いずれも左側)のほうが薄く、ベゼルが狭くなっている

 直販サイトでは主に法人向けとして販売。引越し業者や建築業者が写真を撮るだけで現場の状況を記録したり、顔認識機能を使ってテレビ会議に自動参加したり――といった用途を見込む。なお、個人として購入することもできる。

photo 主な想定用途。RealSense Snapshot Depthカメラの対応アプリは今後増える見込みという

 本体サイズは215.8(縦)×124.4(横)×6(厚さ)ミリ。重さ305グラム。バッテリー容量は5900mAh。

新セキュリティサービスも発表 企業のモバイル活用を促進

 デルは同日、Windows/Android端末向けの包括的なセキュリティサービス「Dell Data Protection」も発表した。「データ暗号化」「ユーザー認証」「マルウェア対策」の3分野でさまざまな機能やサービスを提供し、企業のモバイル端末活用を支援していくという。

photo Dell Data Protectionの概要

 デルのディビッド・テン氏(エンドユーザー・コンピューティング統括本部 統括本部長)は「日本ではまだまだモバイルワークなどの働き方が根付いていないが、当社とインテルが2014年に行った調査によれば、日本企業の3分の1は『在宅勤務の機会がいずれ全社員に与えられるだろう』と考えているというデータもある。デルはそのための技術を全て用意し、提供していく」と話している。

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