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2015年06月21日 08時43分 UPDATE

「Windows 10」はISOのプレビューからも無料アップグレード可能

Microsoftが、「Windows 10」(HomeおよびProエディション)のプレビューをISOファイルでインストールしている場合でも、7月29日の正式版への無償アップグレードが可能であると発表した。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは6月19日(現地時間)、次期OS「Windows 10」のプレビューユーザー(HomeおよびProエディションのWindows 10 Insider Previewプログラム参加者)に向けて、プレビュー版から7月29日リリースの正式版へのアップグレード方法について説明した。プレビュー版のユーザーは、Windows 7/8.1ユーザーと同様に、29日から1年間、無料で正式版Windows 10にアップグレードできる。

 MicrosoftのOSグループでEngineering General Managerを務めるガブリエル・オウル氏は公式ブログで、「ISOファイルからクリーンインストールしたプレビュー版の場合はどうなるのかという質問を多数受け取ったが、(ISOファイルからかどうかにかかわりなく)プレビュー版をインストールしていて、かつ、プレビュープログラムへの登録時に使ったMicrosoftアカウントと関連付けてあるPCであれば、正式版Windows 10に無償でアップグレードできる」と説明した。

 ただし、それに続けて「無償アップグレードとしてWindows 10にアップグレードできるのは正式版のWindows 7あるいはWindows 8.1を稼働させている人だけであることに注意する必要がある」という含みを持たせる記述とその注として「無料アップグレードに関する詳細な情報はWindows.comを参照のこと」としている。

 Windows 7あるいは8.1の正式版を持っていなくても物理的にはISOファイルからのクリーンインストールは可能なので、例えばWindows XPマシンや仮想マシンにISOファイルからWindows 10のプレビュー版をインストールすることで、Windows 10の正式版にアップグレードすることも可能なはずだ(システム要件を満たせば、だが)。

 だが、3月に「海賊版からも無償アップグレードできる」と発言した後で補足説明したように、ISOからのプレビューインストールについても今後何らかの“補足説明”があるかもしれない。

【UPDATE】オウル氏は22日、このブログを大幅に書き換え、「システムが正規版のWindows 7/8.1からWindows 10プレビュー版にアップグレードされたものであればWindows 10正規版にアップグレードしてもシステムはライセンス承認されたままだが、そうでなければ以前のOSのバージョンにロールバックするか、新しいWindows 10のライセンス購入が必要になる」とし、誤解を招く記述が混乱を招いたことに対し、謝罪した。(詳細記事

 Windows 10 Insider Preview ISOはこちらからダウンロードできる。

 Windows 10 1 Windows 10 Insider Preview ISOのダウンロード

 なお、Windows 7/8.1からWindows 10正式版にアップグレードする場合は、Microsoftアカウントの関連付けは必要ない。

 オウル氏はまた、プレビュー版の次のビルドではWebブラウザの名称が正式な「Edge」に変わることも発表した。これに伴い、現行の「Project Spartan」に登録してあるお気に入りは削除されるので、今すぐバックアップを取るようオウル氏は勧めている。バックアップ方法については公式ブログの末尾に説明がある。

 Windows 7/8.1からのWindows 10への無償アップグレードについてはこちらに説明がある。

 Windows 10 1 Windows 7/8.1からのアップグレード方法説明ページ

 なお、既報の通り、企業向けエディションは7月29日の無償アップグレードの対象ではない。

 また、発売時期や日本での販売価格はまだ正式に発表されていない(Q&Aページによると、米国での販売価格はWindows 10 Homeが119.99ドル、Windows 10 Proは199.99ドル、Windows 10 HomeからProへのアップグレードは99.99ドル)が、Windows 7より前のバージョンのWindows搭載端末やOSが入っていない端末にWindows 10の正式版をインストールする場合は有償になる。さらに、Windows 7/8.1ユーザー向けの無償アップグレードの有効期間は7月29日から1年間とされており、その後は有償になるとみられる。

 Microsoftは今年の年次開発者会議「Build 2015」で、「2〜3年以内に10億台の端末でWindows 10を稼働させるのが目標」と発表している。

変更履歴:公式ブログの「It’s important to note that only people running Genuine Windows 7 or Windows 8.1 can upgrade to Windows 10 as part of the free upgrade offer.*」という一文についての補足、企業向けプレビューは無償アップグレードの対象外であることを明確にするための補足と、Buildでの「2〜3年以内にWindows 10を10億台の端末で稼働させる」という目標発表の部分を追記しました。[2015/6/21 19:00]

変更履歴:Microsoftの公式ブログ改定に合わせて【UPDATE】段落を追加し、一部訂正線付きにしました。[2015/6/23 13:20]



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