米Googleは7月20日(現地時間)、ソーシャルサービス「Google+」の1機能である「フォト」の提供を8月1日から段階的に終了していくと発表した。
8月1日にまずAndroidアプリ版が使えなくなり、すぐにiOSアプリとWebアプリがそれに続くという。
同社は5月29日、新しい写真編集・保存・共有サービス「Photos(日本では「フォト」)」を発表し、Google+のフォトと併存させてきた。
Googleはこの決定を「すべての人にわれわれが提供できる最良の写真体験を享受してもらうため」としている。
既にGoogle+のフォトを選ぶと、Googleフォトのページが開き、「Google+であなたに共有された写真は、Google+にログインすればこれまでどおり見ることができます。」という告知が表示されるようになっている。
Android版でまだGoogle+フォトアプリを使っているユーザーは、アプリを起動するとGoogleフォトアプリのダウンロードリンクを通知される。
なお、Google+フォトにアップロードした写真、動画、アルバムはすべて、Googleフォトに自動的に移行している。
Google+は2011年6月にスタートした同社のソーシャルサービス。ハングアウトやフォトなどの優れたツールがあったが、ハングアウトは2013年に独立サービスとして分離され、今回の決定でフォトも分離される。同社は3月にフォトの分離を予告しており、その際にGoogle+は「Streams」というサービスになるとしていたが、Google+の今後については今回の発表では触れられていない。
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