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Google Inboxにイベント情報まとめや“後で読む”まとめ機能

» 2016年04月21日 12時36分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは4月20日(現地時間)、アクティビティ管理機能付きメールアプリ「Inbox」に3つの新機能を追加したと発表した。Webアプリ版およびAndroid/iOS向けモバイルアプリで“ローリングアウト”中だ。

 Inboxは、GoogleがGmailと並行して提供するメールアプリ。GoogleカレンダーやモバイルアプリのGoogle Nowなどと連係し、スケジュール管理やリマインダー機能を利用できるのが特徴だ。

イベント情報をまとめ、更新されると追加する機能

 ミーティングやパーティーなどの予定の通知に、新たな参加者が追加されたり時間が変更されたりした場合、そのイベントの情報をまとめて表示できるようになった。新たな変更が追加されるごとに「今日」の上部にまとめが表示される。

 inbox 1 ミーティングの招待を誰かが承認するとその情報がInboxに反映される

“後で読む”ために自分で送るメールをまとめる「INBOXに保存」

 後で読みたい記事や料理レシピのページなどをPocketのようなツールを使わずに自分にメールしているユーザーは、「INBOXに保存」機能を使うことで、後で読みたいコンテンツをInbox内で一カ所にまとめておけるようになった。

 モバイル版Chromeブラウザで後で読みたいページを表示した状態で「共有」→「Inbox」を選ぶと表示されるカードで「INBOXに保存」をタップするとInboxにリンクが保存される(下左画面)。Inboxでは「保存済み」というメッセージとして、複数のコンテンツが画像付きでカルーセル状に閲覧できる(下右画面)。

 inbox 2 Inboxに保存で後で読むコンテンツをまとめておける

 この機能はChromeブラウザに拡張機能を追加することで、デスクトップでも利用できる。もちろんデスクトップで保存したURLも同じアカウントのInboxに追加される。

ニュースレターの表示を改善(見たらコンパクトに)

 購読しているニュースレターの表示を改善し、新着のレターに含まれるコンテンツURLを表示するようになった。この表示の「Today」部分をタップするとさらに詳細なリストが表示され、一度タップしたレターを閉じると、コンテンツURLのリストは非表示になる。


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