米Googleは1月26日(現地時間)、アクティビティ管理機能付きメールアプリ「Inbox」の検索機能を強化したと発表した。Webアプリ、モバイルアプリともに、筆者の環境では既に使えるようになっている。アプリのアップデートは必要ない。
まず、注文した製品やイベント、会員番号、マイレージ番号などを検索した場合、最も関連性の高い(とInboxが判断した)検索結果を画面のトップにカード状に表示する。下の画像はGoogleが紹介した「デルタ航空のマイレージ番号」「サンフランシスコのホテル」などの検索結果カードの例だ。
また、検索結果として、従来の時系列(新しいものが優先)の上に「上位の結果」として関連性の高い上位5件のメールが表示されるようになった。
筆者が試した範囲では、例えば「Nexus」を検索すると昨年購入した「Nexus 5X」ではなく2013年に購入した「Nexus 5」のカードがトップに表示されたり、「アマゾン」では現在配送中の購入品ではなく昨年7月に注文して既に届いているものが表示されるなど、なぜかあまり実用的な結果にはならなかった。機械学習で判定しているようだが、メールのテキストは概ね短いのでGoogle検索より関連性の判断が難しいのかもしれない。
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