米国版(たぶん日本以外の他の国も同様だろう)と日本版の違いは、Xbox Oneのワイヤレスコントローラーにある。米国版にはXbox One Controller、Xbox Wireless Adapter、USB Extenderが付属する。
日本版にはXbox Wireless Adapter、USB Extenderの代わりに2.7メートルのMicro USBケーブルが入っている。
ちなみに、Xbox Wireless Adapterは米国では25ドルくらいで売っている。Micro USBケーブルなんてタダみたいなものだから差額払い戻せと考えるのは当然のことだろう。いやちょっと待て。Amazon.comで調べてみた。
なんと、このケーブルは17ドルもするのだ。Amazonの説明を見ると、充電状態を表示するためのLEDがついてる。2.7メートルの長さでLEDがついててXboxのロゴまでついてる。なんという豪華さだろう。25ドルのWireless Adapterに対して17ドルのMicro USBケーブルをぶつけてくるとは。これなら米国仕様とは8ドルしか違わなくなる。
さて、Oculus Riftのセットアップに戻ろう。ヘッドセットのケーブルをPCのUSBポートとHDMIポートにつなげてOKをもらい、Oculus Remoteの設定が終わると、次はXbox One Controllerのセッティングに入る(このあたりはドリキンが詳しく解説してるので参考に)。
Xbox One Controllerの設定は、まずWireless AdapterをUSBに差し込んでペアリング、Controller側では乾電池を入れるなどの作業が必要なのだが、日本版ではこれをすべてスキップできる。Micro USBケーブルをXbox One ControllerとPCにつなげるだけ。Wireless Adapterを同期したりControllerとペアリングしたりというステップは右下の「Next」ボタンでスキップできる。最後に「About Your Controller」という画面が表示されればOKだ。
この後の、Oculus Sensorの設定から先は再びドリキンの解説に戻ることができる。
Xbox One ControllerとWireless Adapterのペアリングなどの数分間をスキップできるというポジティブシンキングが必要なのではないか。
プレイ中にPCとつながってるケーブルが前と後ろの2本になっちゃうわけだが。
エヴァのアンビリカルケーブルだって1本だというのに。
まあ、セットアップがちょっとだけ早く終わるというのはたしかなので、とりあえず、サンキューOculus。
これでOculusの評判も少しは回復して事態は沈静化かなと思ったら、米Best Buy、Microsoft、Amazonで一般向け販売開始という、まだ届かないプリオーダー組をおきゅらす(激怒させる)ような発表があったので、まだまだ炎上しそうである。
せっかく日本向けキラーソフトのCV1向けパッチが公開されたというのに。
やれやれだぜ。
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