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2016年05月11日 07時43分 UPDATE

Amazon、YouTube対抗のクリエイター向けプログラム「ビデオダイレクト」開始 日本でも

Amazon.comが、ビデオクリエイターに収入の機会を与える新プログラム「Amazonビデオダイレクト」を日本を含む数カ国でスタートした。参加クリエイターはプライム・ビデオでの視聴時間に基づくロイヤリティや広告収入(55%)、レンタル・販売収入(50%)が得られ、人気クリエイターにはボーナスも用意されている。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Amazon.comは5月10日(現地時間)、動画公開・販売サービス「Amazonビデオダイレクト(AVD)」を日本を含む数カ国で開始した。米GoogleのYouTubeと同様に、個人や企業がAmazon上で動画を公開して広告で収入を得たり、動画自体をレンタル・販売できる。

 avd 1 AmazonビデオダイレクトのWebページ

 専用ページでAmazonアカウントでログインして規約に同意すれば、誰でもエントリーできる。

 製作した動画は、Amazonビデオが利用できるすべての国(米、英、独、オーストリア、日本)で公開できる。

 収入を得る方法は主に4つ(組み合わせも可能)。

  • Amazonプライム会員による視聴時間に基づくロイヤリティ(米国では1時間当たり15セントで年間7万5000ドルが上限)
  • 無料公開動画の広告収入(YouTubeと同率の55%がクリエイター分)
  • 動画の販売/レンタルの売り上げ(50%がクリエイター分)
  • (昨年12月に米国で開始した)「Streaming Partners Program」での販売収入

 デジタルビデオライセンス契約はこちらで確認できる。

 avd 2 AVDの特徴

 人気のあるクリエイターにボーナスを提供する「AVD Stars」制度もある。毎月、プライムビデオでのトップ100のAVD作品や売り上げが好調だった作品のクリエイターにボーナスを提供する。毎月の予算は100万ドル。

 AVDの立ち上げ段階でのパートナーには、Conde Nast Entertainment、HowStuffWorks、Samuel Goldwyn Films、The Guardian、Mashable、Mattel、StyleHaul、Kin Community、Jash、Business Insider、Machinima、TYT Network、Baby Einstein、CJ Entertainment America、Xive TV、Synergetic Distribution、Kino Nation、Journeyman Pictures、Pro Guitar Lessonsなど、コンテンツプロバイダーやメディア、小売企業、教育サービスなどが名を連ねる。

 日本のAmazonでも10日の深夜ごろからドキュメンタリー映画や音楽コンテンツなどが急増している。

 Amazonは4月、プライム会員向けのサービスの一部であるプライム・ビデオの単体サービスを開始した(米国のみ)。米Googleが2015年10月に米国で開始した広告無しのYouTubeサービス、「YouTube Red」と競合するサービス内容だ。月額料金はYouTube Redより1ドル安い8.99ドル。

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