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2016年05月24日 09時17分 UPDATE

Facebook、VR動画向け空間音声スイート「Facebook 360 Spatial Workstation」を無償公開

Facebookが、360度VR動画向け空間音声サウンドトラック作成ツールを手掛ける英Two Big Earsを買収し、同社のソフトウェアスイートを「Facebook 360 Spatial Workstation」として無償公開した。Oculus以外のプラットフォームもサポートする見込みだ。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは5月23日(現地時間)、360度動画やVRコンテンツ向け空間音声作成ソフトウェアスイート「Facebook 360 Spatial Workstation」を無償で公開したと発表した。専用ページで登録すれば、誰でもダウンロードできる。

 sound 1

 Facebook 360 Spatial Workstationは、普及している複数のオーディオワークステーション向けプラグイン、360度動画と同期するプレーヤー、様々なフォーマットの空間音声を設計・公開するためのユーティリティーなどで構成される。

 Spatial Workstationは、Facebookが同日買収したと発表した英新興企業Two Big Earsがこれまでは有料で販売していた、3Dのサウンドトラックを設計するソフトウェアスイート。

 sound 2 Spatial Workstationのワークフロー

 Two Big Earsは、ビヨークがYouTubeで公開した360度パノラマミュージックビデオに技術協力した企業だ。Facebook傘下で今後もVRおよびAR(拡張現実)向けのサウンド技術を開発・提供していくとしている。

 Q&Aによると、Facebook傘下になってもTwo Big Earsのミッションは「VRを成功させること」であり、「プラットフォームや端末にとらわれない技術を提供していく」という。

 オリジナルのスイートはWindows、OS X、Android、iOS、HTML 5のクロスプラットフォームだったが、FacebookはまずはOS X版(10.7以降)のみを公開した。Windows版も近い将来公開する予定だ。SDKも“間もなく”公開するとしている。

 レンダリングツールの「3Dception for Games」の単体製品としての提供は終了し、Oculus Riftに統合する。有料版のユーザーへのサポートは向こう12カ月は継続する。


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