金沢工業大学と日本アイ・ビー・エムは11月11日、人工知能「Watson」を活用した学生の自己成長支援システム開発で協力すると発表した。2017年4月に試験運用を開始し、18年4月からの本格運用を目指す。
対象となる約7000人の学生1人1人に合わせ、履修科目や就職活動などをアドバイスする支援システム。現在は開発中だが、上級生や卒業生の履修した授業や成績、課外活動などのデータを基に、以下のようなアドバイスを行えるシステムを目指すという。
従来は面談で学生生活や学業、就活のアドバイスを行ってきたが、人工知能を用い、より的確でタイムリーなアドバイスを目指す。「AIは人間が分析できない法則性を見つけるのが得意。“見えないきっかけ”を学生に与えたい」(同大)としている。
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