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Microsoft、Linux Foundationのプラチナメンバーに

» 2016年11月17日 07時07分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは11月16日(現地時間)、ニューヨークで開催の「Connect(); // 2016」で、Linux Foundationに最高レベルのメンバーシップであるプラチナメンバーとして参加すると発表した。

 linux 1 Linux Foundationへの参加を発表するスコット・ガスリー上級副社長

 クラウド&エンタープライズ担当上級副社長のスコット・ガスリー氏がLinux Foundationへの参加を発表すると、会場からは拍手が起きた。同氏の紹介でステージに立ったLinux Foundationのエグゼクティブディレクター、ジム・ゼムリン氏は「Microsoftはプラチナメンバーになることで、これまで以上にオープンソースコミュニティと協力し、より多くの人々に革新的なモバイルおよびクラウド体験を提供していける」と語った。

 linux 2 Linux Foundationのジム・ゼムリン氏(右)

 Microsoftはスティーブ・バルマー氏がCEOだった2011年ごろからHyper-V上でLinuxを稼働できるようデバイスドライバの提供を始め、サティア・ナデラCEO体制になってからはLinux版「SQL Server」のリリース「PowerShell」のオープンソース化など、「Microsoft Loves Linux」路線を進めてきた。3月にはEclipse Foundationへの参加を発表している。

 Linux Foundationのプラチナメンバーはこれで11社になった。

 linux 3 Linux Foundationのプラチナメンバー

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