任天堂が12月16日午前3時(日本時間)に公開した、マリオシリーズ初のスマートフォンアプリ「スーパーマリオラン」(iOS版)が話題を集めている。配信開始から数時間後には「ワールドツアー(3コース×6ワールドの全24コース)をクリアした」と報告するユーザーも出始めた。
午前11時現在、日本のApp Store「無料」カテゴリーで1位を獲得。課金額のランキング「トップセールス」では107位だ。
スーパーマリオランでは、右スクロールのアクションゲーム。マリオがステージ上を自動で走り続けるため、ジャンプするタイミングを見計らって画面をタップするだけで遊べ、片手操作で楽しめる。ダウンロードと一部プレイは無料。全24コースのうち冒頭4コースの途中まで無料で遊べ、それ以降は1200円(追加課金なし)で楽しめる。
課金額のランキング「トップセールス」では11時時点で107位と、課金の立ち上がりは緩やかなようだ。任天堂が関わった人気アプリ「Pokemon GO」は、無料でも十分に遊べる仕様のアイテム課金制で、国内配信開始から4時間半時点で無料ランキング1位、トップセールス47位だった(関連記事)。マリオランは追加課金なしの買い切りモデルのため、トップセールスランキング上位をキープするのは難しいかもしれない。
日本での配信開始から2時間半経った午前5時半ごろには、全24コースのワールドツアー1周目を「クリアした」と報告する人が出始めた。マリオが自動で走ってコースをどんどん進む上、初心者も遊びやすいよう難易度が調整されているため、ゲームが得意な人はすぐクリアしてしまうようだ。
ワールドツアー1周目クリア後も、コインを集めるなどしてやり込めるほか、友達や世界中のユーザーとスコアを競う「キノピオラリー」モードも。さらに、ワールドツアーやキノピオラリーで集めたコイン、仲間にしたキノピオでアプリのホーム画面を飾る「王国づくり」モードでも楽しめる。
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