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座って通勤――西武の指定席列車は「S-TRAIN」 3月25日から運行

» 2017年01月11日 09時50分 公開
[ITmedia]

 西武鉄道と東京メトロなど4社はこのほど、西武池袋線〜東京メトロ有楽町線などに今春から導入する指定席列車の名称を「S-TRAIN」にすると発表し、料金や運行ダイヤも明らかにした。

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画像 40000系

 電源コンセントやWi-Fi、トイレなどを備えた西武鉄道の新型通勤車両「40000系」を活用する。

 平日は西武池袋線所沢駅(埼玉県所沢市)からメトロ有楽町線豊洲駅(東京都江東区)間を、土休日は西武秩父駅(埼玉県秩父市)から東京メトロ副都心線、東急東横線を経由し、横浜高速鉄道元町・中華街駅間(神奈川県横浜市)を運行する。

 平日は所沢→豊洲間に朝1本、午後3本、豊洲→所沢間に午後3本運行。土休日は西武秩父/飯能→元町・中華街間に午前1本、午後1本、元町・中華街→所沢/飯能/西武秩父間に午前1本、午後2本運行。平日の指定料金は一律510円、休日は距離によって異なる。指定券は3月18日に発売する。


画像 運行区間
画像 運行ダイヤ

 S-TRAINの「S」には、通勤・通学などさまざまな「シーン」(Scene)に、全席指定でゆったり快適に座れる座席(Seat)で乗り換えのない(Seamless)直通運転の便利さを提供する――という意味を込めた。

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