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AMD、“Intel i7より高性能”と謳う「Ryzen 7」を3月2日発売へ

» 2017年02月23日 09時28分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米AMDは2月22日(現地時間)、デスクトップPC向け新プロセッサ「Ryzen 7」を発表した。同日180以上の地域で予約を開始した(リストに日本はない)。発売は3月2日。

 amd 1 Ryzen 7

 Ryzenは、同社のコアアーキテクチャ「Zen」を採用するPC向けプロセッサのブランド名。Ryzen 7はその第1弾になる。

 同プロセッサの発表イベントで、リサ・スーCEOは、Ryzen 7は従来のExcavatorアーキテクチャ採用プロセッサと比較してIPC(クロックあたりの命令実行数)が52%向上したと語った。

 amd 2

 最大8コアの16スレッドで動作する。ベンチマークテストの結果では、フラッグシップである「Ryzen 7 1800X」(3.6GHz)は米Intelの8コア16スレッドプロセッサ「Core i7-6900K」より高性能だったという。

 amd 3 Core i7-6900Kより高性能というベンチマーク結果

 Ryzen 7 1800Xの米国での指示価格は499ドル。Core i7-6900Kの推奨小売価格の1089〜1109ドルの半額以下だ。


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