アスクルは2月28日、埼玉県三芳町の物流センターで16日朝に発生した火災について、28日午後5時に鎮火したと発表した。埼玉県危機管理防災部から同日午後7時に報告を受けたという。
火災が発生していたのは、地上3階建、延床面積約7万2126平方メートルと国内最大級の物流拠点「ASKUL Logi PARK首都圏」。16日午前9時ごろに出火し、消防が駆けつけたが消火活動が長引き、出火から6日後の22日にようやく鎮圧(火勢が消防隊の制御下に入り、拡大の危険がなくなった状態)されていた。
ASKUL Logi PARK首都圏は、ビジネス向け通販「ASKUL」と個人向け「LOHACO」の拠点。火災を受け「LOHACO」は16日、東日本エリアの受注を一時停止。16日中に再開したが、28日現在も東日本エリアの取り扱い品目が限定されるなど影響が続いている。
三芳町が倉庫の近くに住む6世帯16人に避難勧告を出すなどの周辺住民にも影響が出ていた。
同社は「今回の火災により、近隣にお住まいの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
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