米Snapは5月9日(現地時間)、SNS「Snapchat」の幾つかの新機能を発表した。同社はまた、これまで画面右上に横置きで並べていた編集ツールを右上から下に縦に並べ替えた。今後さらにツールが増えそうだ。
Snapchatのメッセージは受信者が開いてから数秒(送信者は1〜10秒で設定できる)で消えるのが特徴だが、新たに「無制限」設定が可能になった。無制限といっても、受信者が開いている間は消えないということで、メッセージを閉じると従来通り削除される。
トリミング用「Scissor」(ハサミアイコン)ツールの下に「Magic Eraser」ツールが追加された。これは、Adobe Photoshopの「塗りつぶし」の超簡易版。ツールを選んで消したいオブジェクトを指でなぞると、周囲のパターンで塗りつぶせる。
ペンツールで、絵文字で絵を描けるようになった。Photoshopのブラシ機能のようなものだ。今のところ使える絵文字はハードやキスマークなど8種類のみ。
また、動画投稿をループ再生する機能も追加した。これは米FacebookのInstagramに2016年11月に追加された「Boomerang」のような機能だ。
Snapは10日に上場後初の業績発表を行う予定だ。
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