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毎日新聞社、起業をサポート 新会社「毎日みらい創造ラボ」設立

» 2017年06月05日 16時54分 公開
[ITmedia]

 毎日新聞社など3社は6月5日、ベンチャーの起業を支援する合弁会社「毎日みらい創造ラボ」を7月に設立すると発表した。事業アイデアを募り、開発拠点を提供したり、情報発信を手伝ったりする。

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 新会社は、毎日新聞社と、電子書籍取次のメディアドゥ、クラウドサービスなどを手掛けるブロードバンドタワーが設立。資本金は1億円で、出資比率は毎日新聞社が72%、メディアドゥが14%、ブロードバンドタワーが14%。

 これから起業または起業間もないベンチャー、学生らを対象に、年に1〜2回、事業アイデアを募集。応募者の中から3〜5チームを選定し、約3カ月間、開発拠点のラボスペースを無償提供する。

 その間、起業アドバイザー(メンター)が助言し、アイデア段階からビジネスモデルの確立までをサポートする。毎日新聞社などの関連メディアが、情報発信を手伝うという。期間終了後は、事業提携や協業などを視野に、出資を行うことも検討する。

 第1回目の募集は今秋を予定。募集要項などの詳細は、新会社設立後にあらためて告知するとしている。

 「デジタル技術の進化でメディア環境が激変する中、オープンイノベーションを通じて新たな技術、人材、事業アイデアを発掘し、持続的成長と社会課題の解決に資する」(毎日新聞社)

photo 左から、メディアドゥの藤田恭嗣社長、毎日新聞社の丸山昌宏社長、ブロードバンドタワーの藤原洋社長

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